Q1.ワクチンは1回打てばそれでいいのですか?
1回だけでは不十分な可能性が高いです。コロナウイルスのワクチンによって得られる抗体の持続期間は2-3ヶ月程度と言われています。抗体がなくなった後でも免疫記憶があり、1年程度は重症化を予防できると言われています。またその時に流行している株に合わせたワクチンを打つことで追加的な重症化予防効果を得ることができます。
Q2.今のワクチンは変異株に対応していますか
新型コロナウイルスに限らずウイルスは常に変異を起こしていますが、全く別物になるわけではなく、変異が起きてすぐワクチンが効かなくなるということはありません。ワクチンを接種した人の感染状況などを確認しながら。現在のワクチンが新たな変異株にどの程度効くのかはモニタリングされていて、状況に応じて今のワクチンがそのまま使えるか新たなワクチンを開発するか検討されています。
Q3.最近新型コロナウイルスに感染したけどワクチンを打ったほうがいいですか
最近感染があったとしてもワクチン接種は推奨されます。新型コロナウイルスに感染しても時間と共に免疫が低下したり、ウイルスが変異したりといった要因で再度感染する場合があります。感染による免疫よりワクチン接種で得られる免疫の方がより強く、変異株にも対応できます。また仮に感染した場合でも重症化のリスクは低下します。
まとめ
ワクチンによる免疫は時間と共に減衰していきます。またウイルスも変異を繰り返しているので1回だけのワクチン接種では不十分となる可能性が高いです。ワクチンは感染による免疫より強い免疫をつけることができ、変異株にも対応できるので、感染後でも摂取することが推奨されます。